十人十色の理想の住まい、暮らしを追求するために
guest:田中道子さん

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2020.01.10


二級建築士の免許を持ち、元ミスワールド日本代表で現在は女優としてご活躍中の田中道子さんをお招きし、「理想の住まいとは」というテーマにてトークショーを行いました。

「ギャラリークレヴィア新宿」の印象は?

「居心地がいい、ほっとする空間というのが第一印象ですね。それでいて、遊び心もあって。こういう家に住んだら、仕事がもっとはかどるだろうな、と思いました」
気持ちを落ち着ける、OFFにできる場所は自宅だけ。一歩家の外に出たらONにすると決めているという田中さん。だからこそ、居心地が良く、発想も豊かに、クリエイティブになれる家は理想だと話します。

田中道子さん(左)と甲本佳徳 伊藤忠都市開発(株)都市住宅本部長(右)

現在のお住まいについて

「私は家にいる時間が、(会場に居る)誰よりも長いと思います。休みの日でも一歩も外に出ないとこともよくあります。といって、何もしていないわけではなくて、トレーニングをしたり、ピアノを弾いたり、油絵を描いたり……」

上京してから始めたという油絵は、昨年二科展初入選を果たしたほどの腕前。ただ、スペースの問題からお風呂場で描いていたのだとか。
「今回の絵(二科展初入選の作品)は、お風呂場で、換気扇を回しながら描いていました(笑)。でも、もしアトリエのような空間があったなら、もっとはかどっただろうし、自分に与えてくれるクオリティというのも変わったと思います」

2019年、二科展初入選の作品

理想の家の間取りとは?

「自分で家を建てるなら絶対に露天風呂をつけたくて(笑)。それから、晴れた日には四季折々の風を感じられるように、簡単に外に出られるようにしたいですね。そして、一番こだわりたいポイントは、エントランスからキッチンへの動線。買い物をしたときでも、収納で荷物を置けてキッチンに入ってと、時短の動線を考えました」
と、実際に田中さんが描いた間取り図を見ながら解説。ほっと一息付ける和室の存在も重要と話します。

田中道子さん

さらに、今後の住まいやライフスタイルをどのようにクリエイティブに彩っていきたいかという質問には、
「自分の家って、どれだけ理想を突き詰めていってもキリがなくて、妥協することもあると思うんですけど、そのなかでも吟味すること、工夫すること、好きなものを理解することってすごく大事だと思います。最終的にはそれがクリエイティブにつながっていくと思うんです!」
とお答えいただき、最後に
「2020年も自分の本当の気持ちを聞いて、情報を得て、理想を追い求めていきたいと思います」
と締め、和やかな雰囲気でトークショーは幕を閉じました。

田中道子さん(左)と甲本佳徳 伊藤忠都市開発(株)都市住宅本部長(右)

PROFILE

田中道子

女優。元ミスワールド日本代表。二級建築士免許を保持。2019年、二科展初入選。EX「ドクターX」をはじめ、NHK大河ドラマ「西郷どん」のほか、連続ドラマKTV・CX「後妻業」、NTV「偽装不倫」、ABC「この男は人生最大の過ちです」などに出演。

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