家はクリエイティブな刺激とリラックスの両方を
与えてくれる場所 guest : レイチェル・チャンさん

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PROFILE

レイチェル・チャン

ラジオパーソナリティ / J-WAVE「VOICES FROM NIHONMONO」ナビゲーターを務める。また名誉利酒師酒匠、酒サムライとしても活躍中。幼少のころ過ごした米国ニューヨークで演劇・アートと出会い、学生時代は英語劇に没頭。
豊富な海外経験から生まれた独自の感性を持つパーソナリティとして注目されている。

2020.01.10


ー 今、お住まいの街について教えてください。

: 都心にもアクセスがいいし、劇場やおしゃれな個人商店がありながら、小さな八百屋さんなども並ぶ昔ながらの商店街も残る街です。結婚していますが、シングルライフのような、ふらっと立ち寄れる店や一人で静かにコーヒーを飲めるカフェがあるのが気に入っています。

ー これまでに3回マンションを買い替えられたそうですが、街を選ぶ基準について教えてください。

: 横浜のみなとみらいから、都内は世田谷区内で2回買い替えました。文化の香りがすること、自分が車を運転しないので徒歩で移動できること、理想のライフスタイルを実現できることなどが選ぶ際のポイントです。

ー いずれもマンションなんですよね。

: そうです。 マンションが好きなんです。
まだ色のついていない新鮮なエネルギーが好きなので、新築のマンションを買い替えてきました。物件をはしごする、成長するにしたがって住まいのステージを上げていくことを英語で「プロパティ・ラダー」といいますが、恋愛も中・高・大・社会人と成長するにしたがって変わっていくでしょう(笑)?
似ていると思うんですよ。

レイチェル・チャンさん

ー それでは、今のマンションについてお聞きします。お気に入りの部屋はどこですか?

: 夫がビデオグラファーで、二人とも家で仕事をすることが多いんです。だから、リラックスできる場所として、リビングを重視しました。特に家具にはこだわって、匠大塚さんでソファやダイニングセットを購入しました。英国に住んで好きになったトラディショナルと、オリエンタルな文化が融合した上海アールデコのスタイルが好きで...。 ソファはアメリカのバーンハルト製のモノで、匠大塚さんの広大な店舗で一目惚れ。 まさにそんなイメージにぴったりでした!

直感で選び、購入したソファ。 レイチェルさんが好きな上海アールデコスタイル

ー 名誉唎酒師酒匠を受賞されるなど、日本酒をこよなく愛され、お猪口を100個以上お持ちだそうですが、どのように保管されているのですか?

: 各地の陶器市に行ったり、好きな作家から購入したりして買い揃えてきたんですが、まだ引っ越して3ヶ月なので出せていなくて。これまでの一人暮らしのときは、キャビネットやディスプレイ棚に飾りながら使っていたんですけどね。今はまずリビングから、それから一部屋ずつきれいにしていこうと思っています。ただ、犬と暮らし始めて思いのほかリビングが狭くなったことから、マンションのモデルルームに行ったりしているんですよ。

新宿の眺望を背景に、住まいへの思いを語るレイチェルさん。帽子を100個以上所有するなど衣装が多いので、ウォークインクローゼットがある家が理想とのこと

ー もう少しくわしくお聞きしたいのですが、次に選ぶマンションの条件のようなものはありますか?3つ教えてください。

: おたがいに家で仕事をしているので、夫はビデオの撮影 ができたり、私は発声練習ができたりするような、「防音スタジオ」のような部屋が欲しいです。あと、細かく仕切るのではなく、「広いリビング」がいいですね。友人を 招いて ホームパーティーもしたいので。それから、「ルーフテラス」があれば、犬も自由に走れて 楽しそう...。

日常も、 仕事も、遊びも ボーダーレスに、全部叶えられる家が理想です。それと衣装が多いので、「ウォークインクローゼット」も。4つになっちゃいましたね(笑)。マンションももっと個人のクリエイティブを刺激するように、自由に設計できるようになればいいのに。

ー 最後に、普段お忙しいと思いますが、もし1日休みで、家にいられたらどのように過ごしたいですか?

: 独身時代は一人で家にいるのがいやで、全然家にいない生活をしていたんですよ(笑)。でも、家のなかを整え、好きな家具に囲まれるようになった今は、家で過ごす時間が増えました。そうですね、休日は目覚ましをかけずに起きます。それからベッドのなかで15分ほど瞑想して、シャワーを浴びて、またベッドに入って1時間ほど好きな本を読みます。それから、犬の散歩がてらカフェへ行きます。家に帰ったらアクアパッツァとかお酒に合う料理をつくって日本酒を飲んで、寝る前にまた本を読んで…。そんな感じです。そうそう、家のなかでは掛け時計を外しているんです。目につかないように。

お酒に合う料理が並ぶ食卓。食器は作家から直接購入したものが多いそう

ー 時間を気にしない休日。特別なことはしていないのに、とても穏やかで、贅沢な感じがします。それも、居心地のいい家というベースがあるからなんですよね。ありがとうございました。

「ギャラリークレヴィア 新宿」 エントランスロゴ前にて

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おまけ。
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